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「家族の立場からワーク・ライフ・バランスを考える」レポート04(家族の立場からワーク・ライフ・バランスを考える)

2009/11/16 子育てひろば あい・ぽーと(港区)

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☆Oさん:

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私自身は、専業主婦で、会社で働く厳しさを忘れてしまっているところが多いと思いますが。保育士さんとか、保育ママとか、そういう仕事が成り立つくらいですし、それに子どもが性格を形成していくというとても大切な時期ですから、「子育ては仕事」というくらいの意識を持っても良いと思います。



大日向先生:

乳児期の大変な時期を過ぎて、子育てもやっと一段落したかのように思うとき、実は、「小1」の壁にぶつかります。保育園時代は保育士さんとの協働でなんとか仕事と子育てをやってくることができた人でも、小学校に入った途端、放課後対策に悩まされます。地域によっては放課後対策が手薄なところは少なくありませんから。また、学齢期には、乳児期と違った子育ての悩みが深くなります。相談したい夫は、赤ちゃんの時から子育てには向き合ってこなかったということもあって、悩みを共有できないという声も少なくないのですが、皆さんはいかがですか。



☆Eさん:

下の子が今、小学校3年生の男の子ですごく活発なのですが、自分の意見がたくさんあるようで母親ではなかなか対応してきない問題もあります。学校で暴れたりというのもあって、先生とも相談したのですが、夫も聞いてくれました。夫が休みの日に、サッカーの相手をしたり、子どもとの時間を持つようになっただけで、子どもが少し落ち着いてきた気がします。他のお母さんと話しをすると、「(夫が)1時間でも子どもと遊んであげているわが家が、うらやましい」と言われます。小学生くらいの子どもは、お父さんにも見てもらいたい。そのくらいの時間は大切なのかなと思います。



☆Cさん:

うちの場合は、長男の高校の時が一番大変でした。今はまだ大学生ですから、大人になってからの方が、もっとすごく大変なのかなと案じています。夫との会話が少なかったので、なかなかうち解けなくて、今も「同じ空気を吸いたくない」そうで、社会人にならないと、わかりあえないのかなと思っています。次男は「父親とは話せるけれど、私とは話したくない」と、いろいろと問題があります。



大日向先生:

思春期の子を持っているご家庭は大なり小なりは「反抗期」の嵐が吹き荒れますね。その時に、どのように親が子どもと向き合えるかということ、そして夫婦の絆をしっかりと持てるかと言うことは、子どもが小さいときからの積み重ねが大切ですね。学齢期の子どもを持つお父さんは、企業の中で中心的なポジションにいることも多いと思います。その時に、家族の安定というのは、とても大事だと思います。
子どもが学齢期に、どんな父親支援が企業側にあるといいでしょう?



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☆Zさん:

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私も会社にそのままいたら、育休を取らなかったと思います。でも、会社を出たからこそ見える部分があります。男性が育休を取らないのは、大きく2つ理由があると思います。ひとつは、男は「自分が休むと、会社に迷惑がかかる」と考えると思うんです。でも、大きな会社で経営方針を決める人だと、会社にも影響があると思いますが、一般従業員なら、休んでも会社としては大して困らない。それができていない会社は、リスクマネジメントができていないのだと思います。



出世の問題も何十年という長い企業生活の中でのひと月、ふた月不在にしていることくらい、まったく影響ないと思います。でも、それは会社にいなくなって、外から見るとわかる部分でもあります。



大日向先生:

ひと月、ふた月休むことは会社にとっては、さほど影響がない、あるいは少なくて済むかもしれませんが、家族の絆にとっては、このひと月、ふた月がのちのち大きな意味をもつというころが考えられます。



☆Zさん:

結局は、本人の選択です。育休を取るかどうか、選択できるだけの十分な情報が与えられていないと思います。



大日向先生:

「育休を取ったけれど、職場にはあまり迷惑をかけることはなく、復帰後にかえって仕事が進んだ」とか、「育休を取ってこういうところが良かった」など、いい影響があったという情報が、企業の中でもそうですが、ブログなどを使って一般の人にもたくさん発信されていくといいのでしょうね。



★Uさん
(製造業):

結局は会社も家庭も、それを利用して、どう向上していくかということなのかとも思います。育休取得者をどう増やしていくかというところについては、企業側からすると負担もあるわけです。国からの支援もしていただけると、進むのかなと思います。



大日向先生:

WLBを取り入れるには、たしかに一時期、会社側にとっては負担を覚悟せざるを得ない面がありますね。でもそれをしないと、いい人材が得られない時代になっていると思いますし、その必要性は今後益々増していくのではないでしょうか。事業者への支援も必要でしょう。WLBを止めず、進めていくためには、私たち一人一人の思いや声なのだと思います。



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