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「家族の立場からワーク・ライフ・バランスを考える」レポート02(家族の立場からワーク・ライフ・バランスを考える)
2009/11/16 子育てひろば あい・ぽーと(港区)
大日向先生: |
ところで、みなさんの夫が勤めている企業のWLBの制度に、こんなものがあると、どのくらいあげられますか。 |
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☆Iさん: |
長男は20歳で、5人の子どもがいますが、この20年間、夫は一度も育児のために休んだり、制度を使ったりということはありませんでした。「あなたが取ったら、他の人も取りやすいんじゃないの?」という話しをしたこともあるのですが。制度があっても、それを使おうという意識がないのだと思います。夫に聞くだけムダとあきらめてしまっていて、最近では下の子の世話で困ったときには、上の子どもに頼むことが多いです。 |
大日向先生: |
企業の方から、取り入れている制度を教えていただけますか? |
★Tさん |
育児休暇制度や短時間勤務、スクールイベント休暇(子どもの学校行事のための休暇)というのもあります。妊娠出産での退職者には再雇用制度もあります。 |
★Aさん |
育児休暇制度はあります。フレックスタイム(小学校6年まで)は女性のみ。今年4月から、産休を取るお母さんがいるお父さんの育児休暇というのを進めています。 |
★Kさん |
我が社もほぼ同じです。 |
大日向先生: |
こういうときだけは夫に協力して欲しかったけど、無理だったということはありますか? |
大日向先生: |
![]() 話しの方向性を変えますが、日本のお父さんの育児休業の取得は、1.56%です。数年前までは、0.5%だったのが、ようやく少しだけあがりましたが、それでも100人に1人しか取ることができていません。これが実態です。諸外国を見ると、北欧は約9割が取得しています。日本の場合は、乗り越える壁が多いですね。 |
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ある企業で育児休暇を取られた方によると、男性の育児休暇取得には「5つの壁」があると言われています。自分のパートナーや身近な男性のことを考えて、一番大きい壁だと思われる項目に、手を挙げてみていただけますか。 |
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では、たくさん手が挙がった「企業の壁」と「本人の意識」に集中して話しを進めていきましょう。この2つは車の両輪だと思います。企業が制度を整備することが大切な要件ですが、一方で形だけは制度を整えるけれども、従業員が制度を利用することを企業があまり歓迎していないという問題がありますね。かたや男性自身も制度を利用して、積極的に育児休暇を取ろうとする意欲を持たない。こうなると、車の両輪が機能しないということですから、それではWLBは進んでいきませんね。 |
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★Dさん |
男性の育児休暇取得のモデルケースが少ないと思います。夫の会社でも、女性の働き方については考えられているようですが、男性について見ると育児休暇を取っている社員が身近にいない。本人の意欲もありますが、育児休暇取得のイメージを描くことができていないのではないかと思います。 |
☆Iさん: |
わが家の場合は、「オレは家のことができないから、結婚する」っていう感じでした。もし夫が家のことをやっていたら、わが家はぐちゃぐちゃです(笑)。まず、家庭観がないと言うか、小さい頃から家のことは全部お母さんがするのが当たり前になってしまっていて、家のことができないんです。制度があっても、まずは夫本人にその気がないというのが、大きいです。 |
☆Zさん: |
私は会社を辞めて自営業をしていますが、会社を辞めたのは子育てとは関係ありませんでした。実際、子育てをやってみると、本当に大変です。自分の都合のいいときだけやるとのと、ちゃんと子育てするのとは大違いです。でも、男は自分で子どもを産んでいないので、実際にちゃんと子育てしてみると、「自分の子ども」という感覚が強くなるんじゃないでしょうか。そこまでいくと、子育てするのが楽しくなりますが、多くのお父さんは、育児の最初のちょっとした面倒なところで、すぐに気持ちが引けてしまっていて、意欲が薄れてしまうのかもしれませんね。 |














