【第2回】
育てをママが独り占めするなんてズルイ。パパもやりたい!~井岡ファミリー
育てをママが独り占めするなんてズルイ。パパもやりたい!~井岡ファミリー
今回は、井岡ファミリーにお話を伺いました。井岡ファミリーは、パパの和海さん(29)とママの智子さん(29)、そして息子の和奏ちゃん(10カ月)の3人暮らし。パパは企業で働いていましたが、自営業を始める準備のために有給消化中(実質的には育休中)。ママは、出産前まで派遣で仕事をしていたため、現在求職中とのこと。新しい生活へ変わるさなか、取材させて頂きました。
── パパは、育児や家事、どのようにしていますか?
パパ:
育児についてはおっぱいと寝かしつけはママ。それ以外は、必要なときに手の空いている方がやります。寝かしつけは今のところ、まだ難しいです(笑)。家事はご飯、掃除、洗濯、どれもやっています。家事も手の空いている方がやっている感じです。ご飯だけはまだレパートリーが少なく、メニューが思いつかないことが結構あるので、ママの方がやっている割合は高いです。
── パパの育児について、ママはどう思っていますか?
ママ:
頑張りすぎというくらい、やってくれていると思います。息子は甘えん坊で、おっぱい育児をしているせいか、機嫌の悪いときは私でないとダメで、パパだと思いっきり泣くことがあるんです。普通だとメゲてしまうと思うのですが、頑張るパパは1時間でも優しく相手をし続けるので、本当に凄いなと思っています。
── パパに育児・家事してもらうにあたって、心がけていることなど、ありますか?
ママ:
自信がないですが、心がけているのは……
- パパがやっている時には、できるだけ横から口を出さない。言いたくなったら、別の場所に行って見ないようにする。
- またやってもらえるように、感謝の気持ちをはっきりと伝える。初めてやってもらった事は、特にそのように心がける。
- 子どものものや、キッチンでも、物のしまい場所などを分かりやすくする。
- 子どもがパパ大好きになるようにし向ける。「優しいパパで良かったね」などと声をかけたり、子どもが好きな食べ物はパパから与えるようにする。
── パパが育児することで、ご自身にプラスになったこと、お子さんやママにプラスになったことを教えてください。
パパ:
プラスになったことは、友人のママと育児ネタの話ができるようになったことです。本当は仕事にプラスになったと言えるといいんですが、まだ、そこまでは行っていません。自分の中ではママたちと話ができるようになったことも、ひとつの成長です。
子どもやママにプラスになったことは、ママが一人で子を見なければならない状況だと、どうしてもそこからイライラしてしまったり、ノイローゼになってしまったりということは、あり得るのではないかと思います。私が、一定時間子どもと向き合い、ママを時間的にも精神的にも解放することで、ママも子どもとの向き合い方が穏やかになれますから、子にとってもその方が良いと思っています。
子どもやママにプラスになったことは、ママが一人で子を見なければならない状況だと、どうしてもそこからイライラしてしまったり、ノイローゼになってしまったりということは、あり得るのではないかと思います。私が、一定時間子どもと向き合い、ママを時間的にも精神的にも解放することで、ママも子どもとの向き合い方が穏やかになれますから、子にとってもその方が良いと思っています。
── パパが育児しようと思った時期ときっかけなど、教えてください。
パパ:
企業でマネージャーをしているときに、「女性の職場をどう作るか?」と言う観点から色々調べたところ、“ワーク・ライフ・バランス”や“ダイバーシティ”という考え方に出会い、自然に「自分も育児したい」と思うようになりました。その頃、子どもはいなかったので、ワーク・ライフ・バランスと言う考え方に出会ってなかったら、子どもが欲しいと思っていなかったと思います。
子どもを授かって、妊娠期から自然に、どういう出産をしたいか、どんな食べ物がつわりの時に良いかなど、私も妻と一緒に考えて話をしていました。
子どもを授かって、妊娠期から自然に、どういう出産をしたいか、どんな食べ物がつわりの時に良いかなど、私も妻と一緒に考えて話をしていました。
── 仕事を変えられたのは、育児にも関係がありますか?
パパ:
まさに、会社を辞めた理由でもあるのですが、育児、家事をもっとしたかったから、自分で仕事をすることにしました。
また、育児・家事を夫ができる状況がないと、妻が仕事を見つけにくいという事も考えました。ただでさえ、「小さな子がいる」なんて言うと、残業できない、不採用……と言うこともあり得そうですから。妻のキャリアを応援したいこともあって、育児・家事ができる仕事の形を考えました。
また、育児・家事を夫ができる状況がないと、妻が仕事を見つけにくいという事も考えました。ただでさえ、「小さな子がいる」なんて言うと、残業できない、不採用……と言うこともあり得そうですから。妻のキャリアを応援したいこともあって、育児・家事ができる仕事の形を考えました。
ママ:
これまでの生活は、“パパが会社で稼いできて、私が家で息子の面倒を見る”というスタイルでした。
これを、“2人で稼いで2人で息子の面倒を見る”スタイルに変えるための変化です。専業主婦を頑張ろうと思っていた私に、「子育てを独り占めするなんてズルイ。俺もやりたい」という夫の言葉は目からうろこでした。ああ私は楽しい経験を独り占めしようとしていたのだな、と。
今は、子どもの成長を2人で見守り続けられることが、これ以上ない幸せだと感じています。
これを、“2人で稼いで2人で息子の面倒を見る”スタイルに変えるための変化です。専業主婦を頑張ろうと思っていた私に、「子育てを独り占めするなんてズルイ。俺もやりたい」という夫の言葉は目からうろこでした。ああ私は楽しい経験を独り占めしようとしていたのだな、と。
今は、子どもの成長を2人で見守り続けられることが、これ以上ない幸せだと感じています。
── 育児に対して、意見が食い違うなど、ありましたか? そこはどのように、調整したり、乗り切りましたか?
ママ:
話すことが大切だと思っています。一度にまとめて話し合うのではなく、普段からちょこちょこお互いの考えていることを話すことで、大きな意見の食い違いは少なく済んでいるように感じます。
パパ:
元々、大きな方向性の違いはありませんでした。細かいところは「自分はこう思う」と言うことを、できるだけ口に出すようにしています。
── 今日は本当にありがとうございました。












