【第3回】
助けがないなら、妻と二人で産後を乗り切る!~荻野ファミリー
助けがないなら、妻と二人で産後を乗り切る!~荻野ファミリー
今回、取材に協力くださったのは、荻野ファミリー。通信会社に勤務しているパパ、荻野裕之さん(37)と、ママの智美さん(39)、保育園に元気に通う琉希くん(3)、生まれたばかりの航平くん(1カ月)の4人家族。パパは、2人目のお子さんが生まれ、育休を取得。ママは、第二子出産を機に退職し、現在専業主婦ですが、今後はこれまでの経験を活かし、特にママの復職支援や学生・若年層のキャリア支援に携わるべく準備中とのこと。育休取得直後のパパとママにお話をうかがいました。
── パパは、お仕事のある平日、育児や家事、どのようにしていますか?
パパ:
平日は朝一番早く起きるので、仕事に出かけるまでにできる家事・育児をやっています。琉希を起こし、朝食を食べさせたり、洗濯したり、ゴミをまとめて出したり、簡単に部屋を掃除したりします。夕方は8時までに帰ることができれば、子どもの相手をしたり、風呂に入れたりします。── パパが育児しようと思った時期ときっかけなど、教えてください。
パパ:
特に自覚ということはありませんが、妻が妊娠したときに「自分に何ができるのか」と、考えたことはあります。その考えが始まったのが、きっかけといえばきっかけでしょうか。
── 今回育休を取られたということで、期間と、時期を教えてください。
パパ:
育休を取得した期間は1カ月です。次男が産まれたのは2月19日だったので、2月末までは出社して育休取得に向けての手続きや、仕事のまとめをしていました。
── 今回、育休を取ろうと思ったきっかけや、ママや周囲の相談・反応、会社への根回し方法など、教えてください。
パパ:
第一子のときは、妻の親に自宅にきてサポートしてもらっていましたが、第二子のときは事情があって長期に親に頼ることができなくなり、妻と二人で産後を乗り切ることになりました。「助けがないなら、私が休んでサポートする」という考えです。
会社へは取得する半年くらい前に相談しました。それ以来、一緒に仕事をしている同僚に1週間に1回、1時間ほど時間をもらって私の仕事をシェアしていきました。私が育休を取るから仕事をシェアするのではなく、「誰が欠けても仕事の質を落とさない業務改善」という目的に切り替えてメンバーに理解して頂き、業務の見直しも含めて進めていきました。
会社へは取得する半年くらい前に相談しました。それ以来、一緒に仕事をしている同僚に1週間に1回、1時間ほど時間をもらって私の仕事をシェアしていきました。私が育休を取るから仕事をシェアするのではなく、「誰が欠けても仕事の質を落とさない業務改善」という目的に切り替えてメンバーに理解して頂き、業務の見直しも含めて進めていきました。
── パパが育児することで、ご自身にプラスになったこと、お子さんやママにプラスになったことを教えてください。
パパ:
子どもやママとの信頼関係において自信がついたことでしょうか。例えば子どもを叱るときでも、信頼関係があるので、自信をもってはっきり言いたいことを伝えられるようになりました。
自分自身にプラスになったことは、時間の大切さを知ったことです。これまで、仕事という時間軸、妻との時間軸に加えて、子どもとの時間軸という新たな軸ができることにより、一層時間を意識するようになりました。そうすることによって、無駄というか、優先順位が低い時間の使い方がどんどん落ちていき、頭の中がシンプルにすっきりした感じはあります。仕事に対しても自立した考えを持たないと、その他の時間軸と両立ができなくなるので、無駄な時間の使い方をしなくなりましたね。その結果、仕事にメリハリがでてきたように思います。
自分自身にプラスになったことは、時間の大切さを知ったことです。これまで、仕事という時間軸、妻との時間軸に加えて、子どもとの時間軸という新たな軸ができることにより、一層時間を意識するようになりました。そうすることによって、無駄というか、優先順位が低い時間の使い方がどんどん落ちていき、頭の中がシンプルにすっきりした感じはあります。仕事に対しても自立した考えを持たないと、その他の時間軸と両立ができなくなるので、無駄な時間の使い方をしなくなりましたね。その結果、仕事にメリハリがでてきたように思います。
── 育休以外の平日、育児・家事するために、お仕事の帰宅時間など、調整されていますか?
パパ:
私の帰宅時間が8時を超えると、妻が子ども達をお風呂に入れる約束をしているので、7時前には退社できるように考えています。
── 7時に帰るために、仕事の仕方など工夫されているのでしょうか?
パパ:
最近、作業にとりかかる前に必ず時計を見るようにしています。こまめに始めた時間を終わった時間を記録(記憶)することによって、次に仕事の依頼を受けるときの納期などの判断基準ができます。
── パパに育児・家事してもらうにあたって、心がけていることなど、ありますか?
ママ:
ついつい口を出したくなるのですがその時には言わず、次に同じことをやってくれようとしているときに、「この間テレビで見たんだけど」など、他の人の口を借りて「こうして欲しい」ということを伝えたりします。いつもそういうわけにはいきませんが、私の意見として口出しすると、やっぱり夫も面白くないと思うので。あとは、「ありがとう」をきちんと伝えることでしょうか。
── ママから見て、パパの育児はいかがですか?
ママ:
子どもの日常生活の世話、という点においては、二人目が産まれてより深い部分までやってくれたり気付いてくれるようになり、とても助かっています。産後の私の入院中に、初めて父と子二人で過ごした数日がターニングポイントでした(笑)。育休をきっかけに長男と主人との絆はより深いものになったようです。
── 今回、パパが「育休を取る」と言われたときの感想を教えてください。
ママ:
「育休を取る」と言われて、まずは嬉しかったのと同時に、いいチャンスだと思いました。育休の間に主人に家事全般ができるようになってもらえると、今後私が仕事などで家を空けることが出てきてもお互い安心だし、両方が流れをわかっていると、家事を二人で回していく上でもよりスムーズにやれるようになると思ったからです。
── 育休中のパパは、どうでしたか?
ママ:
慣れない家事を毎日連続して行うことは大変だったと思いますが、とてもがんばってやってくれました。その流れで、仕事に復帰してからも長男の身の回りの世話や出勤前にできる家事などを続けてくれているので、とても助かります。
一人目のときは実母に10日ほど来てもらったのですが、家事などは助かる反面、母も私も精神的にストレスを溜めてしまう部分もあったように思います。産後のデリケートな時期、一番ワガママが言える夫が子どもの世話や家事を請け負ってくれることは私にとってはとてもありがたいことでした。
一人目のときは実母に10日ほど来てもらったのですが、家事などは助かる反面、母も私も精神的にストレスを溜めてしまう部分もあったように思います。産後のデリケートな時期、一番ワガママが言える夫が子どもの世話や家事を請け負ってくれることは私にとってはとてもありがたいことでした。
── パパとママで、育児に対して、意見が食い違うなど、ありますか?
パパ:
大きく意見が食い違うことはないです。割と頑固な性格なので、食い違えば多分一緒に生活していないと思います(笑)。普段ママの生き方を尊重しているし、細かいことに構わないようにしています。ただ、言いたいことを言える環境はずっともっていたいなと思います。
ママ:
夫と同じです。溜めないで、ちゃんと伝えるようにしています。
── 今日は本当にありがとうございました。












