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ママも必見!「パパの子育てスイッチ」

【第6回】
ママからバトンタッチで、パパが育休取得~岩崎ファミリー

今回、取材に協力くださったのは、岩崎ファミリー。就業時間が不規則なサービス業の会社員として働くパパ岩崎俊介さん(31歳)、会社員のママ宏美さん(33歳)、宥真(ゆうま)くん(2歳0カ月)の3人家族。保育園探しもあり、ママの職場復帰とバトンタッチで、パパが育休取得したという岩崎家にお話しを伺いました。

── 育休を取られたということですが、期間などを教えてください。
パパ:
ママの会社の制度で育休が1歳半で終了することをきっかけに、ママから引き継ぐ形で4カ月間の育児休職取得を決意しました。2010年1月から2010年4月末までの4カ月間。子どもが、1歳半~1歳10カ月までの間でした。

── パパが「育休を取る」と言ったとき、ママはどう思われましたか?
ママ:
冗談かと思いました(笑)。仕事が忙しいので、休めるわけがないと思っていたので。

── なぜ育休を取ろうと思われたのですか?
パパ:
column06_p01保育園が決まっておらず、我々の両親にも頼れる状況でなかったので、取得を決意しました。保育園が厳しい状況は、1年前くらいからわかっていましたから。

それぞれの育休はずらしてとりました。保育園の情報収集などはママがやり、手続き関連を私がやるといった分担でした。今年の4月の入園を目指しており、区への申請結果が優先だったもので、結果がわかったその後の動きは限られてしまいましたが。結局、保育園への入園はかなわず、今は、夫婦で休みと半休をやりくりしていますが、それも限界に近づいているというのが現状です。

── 育休を取得するにあたって、迷いは? 会社への根回し方法なども、教えてください。
パパ:
育休取得の可能性と、育休取得の意思だけは、会社に相当前から相談していました。意識しすぎかもしれませんが、周りからのプレッシャーを感じていたこともあります(とはいっても、意識しすぎるほどの周りへの配慮は重要だと思います)。

周りの友人が「休みをとったことなんて、時間が過ぎればいい思い出としては残っても、会社の同僚なんかすっかり忘れるよ」という言葉をかけてくれました。復帰後の会社での立場はやはり気になっていた時期だったので、この言葉は、私の背中を押してくれる言葉になりました。

── 育休を取られた感想はいかがですか?
パパ:
よちよち歩き、言葉もちょこっと話し始める時期だったので、本当にかわいく、毎日の成長が実感でき、とても充実した4カ月でした。

育休をとった今は、後悔はもちろんありません。他の企業の偉い方が「この育休を評価できないようじゃ、会社としてもそれまで」という言葉をかけてくださることもあり、自分が育休をとったことを、胸を張って広めていきたいと思うようになりました。

── パパが育児することで、ご自身にプラスになったこと、ママに対する思いなどを教えてください。
パパ:
もともと、子どもが好きな方だったので、おむつ替えや、昼寝の寝かしつけを、それほど苦痛に感じたことはありませんでした。

しかし、一人で子育てする立場に立って初めて知ることも多くあり、精神的に追い詰められることもありました。周りの人や、仕事を終えて帰ってきてからのママの活躍ぶりをみて、ママの存在の大きさを改めて感じました。

── パパの育休中の様子は、ママから見ていかがでしたか?
ママ:
男性ならではの身体を目いっぱい使った遊びができたようで、息子も大満足でした。

あえて言うなら、まわりは“ママ友”しかいなかったので、“パパ友”がいれば、相談会(口実?)を兼ねた飲み会なんかにも参加できてよかったのな~と思いました。毎日、息抜きができていたかが心配でした。

── パパの育休取得後、育児や家事はどのようにしていますか?
パパ:
育児休職が明けた今も、夫婦で休みをやりくりして、交替で家事と仕事を分担しています。ママが仕事の時は、子どもと一緒に朝ご飯を食べ、掃除・洗濯ののち、一緒に児童館や公園に行ったり、昼寝の添い寝、買い物、夕飯の支度などをして、お散歩を兼ねてママのお迎えに駅まで行ったりしています。

── お仕事はサービス業で不規則と言うことですが、平日、育児・家事するために、お仕事の調整はされていますか?
パパ:
普段の仕事はシフト制なので、それまでは、自分の生活パターンをシフトに併せることが多かったのですが、育休後は、1日の生活パターンは変えずに、その中に仕事の時間をあてはめるようになりました。そのような生活にすることで、トータルでは子どもとの時間が仕事に割かれてしまうことは少なくなったような気がします。
また、仕事のシフトに応じた、朝、昼、晩の子どもの生活も見ることができるので、1日のいろいろな時間帯の子どもとの接し方などを、楽しめるようになりました。

── パパに育児・家事してもらうにあたって、ママが心がけていることは?
ママ:
基本的にすべてお任せして、口は出さないようにするという感じです。私が休みのときは、パパに少しでも自分だけの時間を持ってもらえるように、できるだけの家事をしています。

── 育児に対して、意見が食い違うなど、ありましたか?
パパ:
夫婦の意見の食い違いは子どもには見せないようにしています。怒るときは、2人を代表して怒っている、ほめるときは2人してほめるなど。特に怒るときは、一緒になって怒るのではなく、片方が必ず、子どもが甘えられる場所を作っておくこと、それから、怒るのも“代わりばんこ”にするなど、話し合っておくことも大事だと思います。

ママ:
あまり意見の食い違いはなかったように思います。パパの育休中、育児はパパにお任せしていたので、多少の食い違いがあってもパパの意見を尊重しています。

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── お互いに「ここはもうちょっとこうして欲しいな」「これから、こうしていきたいな」などありましたら、教えてください。
パパ:
やはり、子ども中心の生活になってしまうのはある程度はしょうがないのですが、お互いをもう一人の家族として改めて見つめなおすことにもチャレンジしていきたいと思います。

ママ:
「ありがとう」という言葉や感謝は、気持ちだけではなく、言葉に出してきちんと相手に伝えるようにしていきたいなと思っています。



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