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ママも必見!「パパの子育てスイッチ」

【第9回】
妻と旅行した北欧のパパたちを見て、「育児したい!」と思った~白勢ファミリー

今回、取材に協力くださったのは、白勢ファミリー。白勢和道パパ(31歳)は、土地境界を確認する仕事に従事している技術職。お子さんが1歳半からの3カ月間、育休を取られたそう。事務のお仕事をしている晶子ママ(30歳)と、大地くん(2歳)の3人家族です。

── パパは育児や家事を、どのようにしていますか?
パパ:
育休中や復帰直後は保育園の送り迎えをしていたのですが、勤務地が遠方のため、現在ではあまり、保育園の送り迎えはできていません。その代わりに、食事の準備などの家事をしています。いわゆる「カジメン」です。

── パパが育児しようと思った時期ときっかけは?
パパ:
妻と行った北欧旅行中、とある公園でパパが子供を連れて遊ぶ光景を目にしました。この日は休日ではなく、平日。それも公園にはたくさんのパパたち。この光景はとても衝撃的でした。
その頃から、自分自身も「育児に積極的に関わっていきたい」と思うようになりました。

── パパに育児・家事してもらうにあたって、ママが心がけていることは?
ママ:
column09_p01 ただ「あれして、これして」と言うだけではなく、自分たちの置かれている状況(核家族・共働きなど)を踏まえたうえで、「(男だから)(女だから)(社会人だから)こうするのが当たり前」という考え方を一度脇に置いて、自分のために、家族のために、社会のために、私たちは「どう生きていきたいのか」ということをとことん話し合うようにしています。

何度も話し合って、「二人で働いているとしても、小さいうちはずっと預けっぱなしというのではなく、家でほっと一息できるような時間も作ってあげたい。バタバタ時間に追われて一日一日をやっとこなしていくのではなく、子供の気持ちに寄り添う余裕を持てるようにしたい」という思いが出てきました。

そのためには、「パパの全面的な協力が必要」そして、「働き方を見直さなければならない」という方向性を二人で納得して確認。それから育児家事分担の話をするようにしています。

── ママから見て、パパの育児ぶりはどうですか?
ママ:
ほとんどのことは安心して任せられます。働く母としては心強いパートナーです。 自分と比べるとこれまでの経験が少ない分、見ていて冷や冷やすることや、もうちょっとこうすればうまくいくのになあと思うことはもちろんありますが。「よいパパになりたい」と日々努力する姿は、かっこいいなあと思います。

そして、自分にとっても厳しいパパがスキマ時間をうまく使って、仕事も家庭も大事にする姿は、同じ働く親として、近くで見ていてとても勉強になります。

── 育休を取ろうと思ったきっかけや期間は?
パパ:
妻の育休復帰時期が決まっていたのですが、入園する保育園が決まっておらず、保育園入園が決まるまでの間、育休を取ろうと決意しました。期間は3カ月で、大地が1歳6カ月から9カ月の間です。

── 育休取得にあたって、困難なことは?ママの感想は?
パパ:
技術職ですので、職場に育休を取った方が少なく、育休のノウハウを知るのに苦労しました。当初は反対する人もいたのですが、家族の育児方針と仕事との両立を理解してもらえるよう、説明し、最後には理解し、応援していただけました。
ただ、気がつかない小さな仕事が今までたまっていたので、育休直前はそのとりまとめ、引継ぎに苦労しました。

ママ:
column09_p02パパに育休をとってもらうことは、結婚前から構想していたことなので、「育休をとる」と言われたときには、「よし、きた!」と思いました(笑)。私の復帰と入れ替えにパパが育休を取ってくれたので、復帰直後の仕事に慣れるまでの間安心してフルタイムで仕事をできたのはとてもよかったです。
育休中、ママのいない間、パパと子供が、二人だけで決めて、二人だけで行動することができるので、パパの父親度がぐんぐんアップしていったのが印象的でした。

── 育休取得するための、職場への根回し方法は?
パパ:
妻の育休復帰の時期があらかじめ決まっていたので、1年以上前から妻の育児休業中、そして復帰後の保育園などの状況を伝えて、理解を得ました。

── 育休を取ってよかったのは、どんなことでしょう?
パパ:
子供が自分の意思で行動ができるようになってきた頃に、子供と24時間関わることができたのがよかったです。
育休前も育児をしているという意識はあったのですが、育休当初は本当に大変でした。子供と僕では生活リズムもまったく違う。育休中に育児に対する考え方が大きく少しずつ変わりました。育休中に子供といろいろ経験できたことで、子供との絆も深まったかなと思います。

── 育休からの復帰にあたって、大変だったことは?
パパ:
育休復帰後も上司、先輩、同僚の方にすぐに仕事モードになれるようにいろいろとサポートしていただいたのですが、なかなか切り替えができずに苦労しました。
今も続けていることですが、朝型の生活に切り替えて、より効率的な仕事ができるように心がけました。

── パパが育児することで、プラスになったことは?
パパ:
「やることはできるうちにやっておく」ということです。育児は待ってくれません。子供のやりたいという気持ちにきちんと対応できるように、自分のできることはできるうちにするように心がけています。

また、今まで夜型だった生活を改め、朝型の生活に切り替えました。寒い日などは起きるのが辛いですが、夜疲れた状態でするより効率的で体の状態もとてもいいです。朝早く起きることで、帰宅後は子供とゆっくり遊ぶこともできます。

── 平日、お仕事の帰宅時間や仕事の仕方など、工夫していますか?
パパ:
少ない人数で仕事をしているため、急な休み等で迷惑がかかる可能性があります。そうならないよう、常に報告、連絡をし、できる仕事は可能な限り早く仕上げます。朝の通勤時間に大まかな仕事の流れをイメージし、仕事に望みます。仕事中も時間の意識を強く持って、仕事をしています。

── 地域活動については、どのように考えていますか?
パパ:
育休中に近所の人たちと子供を通して知り合うことが多かったので、地域の人たちとはとても仲良くさせていただいています。みなさん、先輩のパパ、ママたちばかりなので色々とアドバイスをもらったりしています。子供も目にかけていただいているので子供が大きくなっても安心です。

── ママは、育児に対して、パパと意見が食い違うなど、ありましたか?
ママ:
気がついたことはすぐに話すようにしています。問題が小さいうちにどんどん解決しているので、大きく意見が食い違うということは今のところありません。

── お互いに「これから、こうしていきたいな」と思っていることは?
パパ:
ママ:
column09_p03夫婦ともに、家庭か、仕事か、どちらかを選ぶというタイプではないので、家庭と仕事との配分が悩ましいところです。バタバタ時間に追われて一日一日をやっとこなしていくのではなく、「子供の気持ちに寄り添う余裕を持てるようにしたい」という思いで日々取り組んでいますが、なかなか両立するのが難しいという点がお互いのこれからの課題です。
仕事にメリハリをつけて、子供と過ごす時間を持てるように、今後とも夫婦で切磋琢磨していきたいと思っています。



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